愛犬が病気でドッグフードを食べられないと嘆くのは間違いだと思う
今日、いぬどころで販売している犬のおやつ「やみつき覚悟。」を買いに来てくれたお客様がいます。
2週間ほど前、悪性リンパ腫で手術をし、先週に退院してきた柴犬の飼い主さんです。
この柴犬の桜ちゃんは余命が短いと診断されています。
食欲がなく、ドッグフードを食べないのですが「このオヤツだけは食べてくれるんです」と買いに来てくれるんです。
その飼い主さんが困った顔でこう言います。
「ドッグフードを食べてくれないんです。人の食べ物は欲しがるんですけど・・・」
と。
今の飼い主さんにはドッグフード信者がすごく多いように感じています。
【ドッグフードこそが犬の食べ物として最適である】
といった考え方が当たり前のように本やテレビで紹介され、ペットショップでもそのように教えられる。
真面目な日本人はこれを、
ドッグフード以外を食べるとダメだ。と思い、さらにドッグフード信仰が進むと、不健康になってしまうのでは?とか病気になるのでは?と思うようになる。
そんな風に思っていませんか?
ドッグフードは、人が楽をするために作られたもの。
犬に適しない食材に犬の好きな香りや味をつけ、保存性を高め、安価にお手軽与えられるように作られている。
昔のは犬の健康なんて考えてなかったんじゃないかな?
それでも何十年と経ちドッグフードはどんどん進化しています。
食材を吟味し、調理法を吟味し、犬の体を研究し、より犬の為にと作られている。
どんどん加熱調理や乾燥をさせていない生の食事に寄ってきている。
今ではフリーズドライの生肉や冷凍の生肉まである。
これって結局は生の食事が犬にとっては最適であるという事をドッグフードメーカーも分かっているということですよね。
こういう事から
【ドッグフードは犬にとって最適ではない】と僕は考えています。
犬が食べたいか?食べたくないか?
食べたい気持ちは、生きたいと思う気持ちだと思います。
病気で体を壊して食欲が落ちてしまって、そんな状態でも何かを食べて美味しいと思えるのなら、ヒトのご飯だろうが、美味しいオヤツだろうが食べさせてあげたら良いと思います。
ドッグフード以外の食べ物を犬に与える事に罪悪感を持つ必要はないと思います。
美味しいものを食べて少しでも元気になってくれたら嬉しいです。
食べやな治す力はでません。
食べたい気持ちで治す力は出るものだと思います。
頑張って食べてください。
桜ちゃん。
花ちゃんも。
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