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あれから4年。2016年、保健所から犬を救い出す方法を確認しました。

こんばんは、いぬどころ店長の植杉です。

今回のマルチーズの迷子事件。
ちょっと前にこのブログやLINEで情報公開し皆さんにも協力をしていただいたのですが、6月の末に飼い主さんの元に戻っていました。
それはそれでよかったよかったなのですが・・・・
実は、一つ困った事がありました。

保護してくれていた方の話によると、
飼い主さんはおばあさんで、普段から家の外でおしっこをさせるのに屋外に離すのだそうで
これまでにも何度か行方不明になっているらしいんです。
飼い主のおばあさんはちゃんと戻ってくるから大丈夫と、相変わらず犬を放しているらしいです。

この事を知った保護をしてくれた方は僕に電話でこう話してました。
「あの子(犬)、また迷子になる可能性があるんです。飼い主さんがダメなんで。なので保健所や警察に『この犬がまた迷子になってたりしたら私が引き取って飼うので知らせてください』って話をしたんです」
と。

これを聞いた瞬間、僕は何年か前に保健所に確認したことを思い出しました。
その時の記事はこちら→保健所から犬を救い出す方法。ちょっと裏技的にです。
この頃調べたこともあり、この方が犬を保健所から犬を引き取ることは難しいということはすぐに分かりました。
保健所から飼い主以外の人が犬を引き取ることは基本的には無理なはずです。
これは間違いないことなのですが、前に調べた時から何年も経っていますので今一度確認しておこうと思いました。

ということで、
2016年7月4日に松阪保健所に電話をして保健所に持ち込まれた犬はどのような手順で連れ戻すことができるのかを確認してみました。


三重県内の各保健所に持ち込まれたり、捕獲された犬や猫は数日の間その保健所に保管されます。
この間に「迷子犬情報」が三重県動物愛護管理センターのホームページに開示されます。
どの犬を見ても情報の開示期間は3日ほど。
ちょっと開示期間が」短すぎますが・・・

この短すぎる保管期間を過ぎると、犬や猫は「家庭犬としての適性」があるかどうかを判断され三重県動物愛護管理センターや動物愛護団体に送られます。
適性かどうかの判断には、年齢、性格、健康状態など総合的な判断がされるようです。
ここで出てくる動物愛護団体は三重県に登録をしている団体でないといけないそうです。
このような愛護団体の情報はネット検索などで探すしかないようです。


適性であった場合にはセンターで愛護管理され、新しい飼い主さんを待つことに。
適正でなかった場合には殺処分です。

あなたが迷子犬の飼い主で、保健所にうちの子がいるんじゃないかと分かった時には急いでください。殺処分はすぐに実行されます。今日は仕事だからちょっと行けそうにない・・・なんてことは言ってられません。
動物愛護管理センターに送られてしまう前に、こんなものを用意して保健所に行きましょう。


1.犬鑑札(楕円形のもの)
2.狂犬病予防注射済票(長方形のもの)
3.返還手数料(犬・猫一頭につき、3,500円)
4..動物を連れて帰るための道具(リード、首輪、ケージ等)

これらプラス、いぬどころのおすすめの準備としては
5.免許証などの身分証明書
6.愛犬の写真(顔だけでなく全身も)
7.マイクロチップの識別番号(ペットショップで子犬を買った方なら)


迷子犬の引取りには基本的に1から4の物を準備しないと引き取りはできません。
基本的に という言葉を強調するのはあくまで基本的にだからです。

今回、松阪保健所の担当の人に話を聞いたのですが4年前に聞いた話と比べると松阪保健所の対応はかなりゆるくなってることが分かりました。
このゆるいをどう解釈するかは、見る人の立場によって変わると思います。
僕は、4年前よりゆるくなってよくなったと感じました。
これは、犬を引き取りやすくなったからです。


では、よりよくなった(と僕が感じた)、犬や猫の引取りの手順を説明します。

保健所に電話などで確認して、迷子になった愛犬らしき犬がいることが確認できたら、上記の1から7の物を用意して保健所に行きます。

保健所ですぐに犬に会えるわけではありません。
まず、職員からの質問があります。
犬の特徴、犬種や色、大きさなどを聞かれます。
いなくなった時期や場所を聞かれます。
もしマイクロチップの埋め込みがあれば、マイクロチップでの確認もします。
この確認作業で持ち物6と7の写真などがあればより確実に犬の特徴を保健所職員に伝えることができます。
必ず持っていきましょう。


このような質問をして、訪れた人が飼い主であることを確認してから犬との面会になり、飼い主さんが目視で確認をして間違いがなければ引き取り手続きに進みます。

引き取り手続きの時には、所定の書類にいろいろ記入します。
市町村への登録番号(鑑札の番号)や狂犬病予防接種済票の番号などです。

その後、手数料を支払って引き取って、めでたしめでたし。


以上が基本的な流れになります。


ここで4年前と明らかに変わったのは、鑑札や狂犬病がしてなかったら、保護している犬の飼い主であると確認できないから引き渡すわけにはいかない。という保健所の考え方がなくなった事。
もう一つは、引取りの際の書類に登録番号と注射済み番号を記入する欄があるらしいのですが、どちらもしてない場合記入することができません。
これらの事をしていない飼い主さん、今でもかなりいるはずです。
法律で義務化されていますので登録と狂犬病は必ずしておいてください。

今の保健所としては犬の返還時に登録と狂犬病をすることを指導し、後日書類に記入するということを約束して飼い主の元に犬を返しているようです。
ここがとてもゆるくなって、迷子犬の命を救うためにはよくなったと感じる点です。


今回聞いた保健所の方が「4年前も同じ考え方でしたよ」とか言うのですが、それはぜっっったいに違う。
ちゃんと聞いて確認してブログ記事にしてあるから間違いない。
僕の知ってる獣医さんも保健所に犬預けたらメンドクサイことになるから!と言ってましたし。

あまりにも変わっているので、松阪だけが変わったのか?おかしくなってるのか?と思って、鈴鹿保健所にも同じような内容で確認してみました。
鈴鹿も松阪と同じようにゆるい感じでした。
4年前の鈴鹿のことは知らないので、いつからゆるいのか分かりません。

以上、迷子犬の引取りについて保健所に確認した結果を記事にしてみました。

愛犬が迷子になったら、まずは大急ぎで警察と保健所に連絡すること。
早くしないと殺処分の可能性あります。

これでほとんどの場合帰ってきてくれると思います。
拾った方が連絡せずに保護し続けている場合には難しいかもしれませんね。


飼い主さんに間違った解釈をしてもらわないために。
観察がなくても、狂犬病してなくても、犬はちゃんと帰ってくるんなら、まぁせんでもええか。
という風には考えないでくださいね。
どちらも義務です。
引取りのためにするのではなく、狂犬病の蔓延の防止のためにしていることです。
狂犬病の危険はすぐそこにあります。
対岸の火事ではないですよ。
狂犬病が日本に入ってくるのだけは、蔓延するのだけは阻止しなければだめです。
ぼくらもこんな仕事しれいられないかもしれません。
噛まれたら、いや噛まれなくても唾液でも感染し、ヒトは死ぬんですから。
犬にかまれる事が日常にあるトリマー、そんなリスクの高い仕事やってられません。
ペットブームなんて即終焉ですよ。

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コメント

あんちゃん お久✋
三重県も殺処分0を
とりあえず(←ここ大事)の目標にして、団体譲渡が始まってからユルくなってきたように思います。
自分 一般社団法人立上げて
保護や譲渡もやってるので、何かの時役にたてるかも⁈

南勢の仙人より

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